城ヶ島

*昨日、数日滞在している娘に「何処かへ行こう!」とせがまれて「城ヶ島」へ出掛けた。

 湘南−大磯で育った私の小学生時代の遠足と言えば、箱根・伊豆方面か鎌倉方面だったが、鎌倉の続きで「城ヶ島」「油壺」を訪れた記憶がある。

 

「城ヶ島の雨」北原白秋 作詞
雨はふるふる城ヶ島の磯に利休鼠の雨がふる

雨は眞珠か夜明の霧かそれともわたしの忍び泣き

舟はゆくゆく通り矢のはなを濡れて帆あげたぬしの舟

ええ 舟は櫓でやる 櫓は唄でやる 唄は船頭さんの心意気

雨はふるふる日はうす曇る舟はゆくゆく帆がかすむ

「城ヶ島の雨」は大正二年恰度私が相州三崎の城ヶ島の前に住んでゐた頃、芸術座音楽会のために舟唄として作ったものである。この舟唄は梁田貞氏の作曲で、その会で唄はれた。近頃聞けばかの地では今は船頭たちまで唄ってゐるさうである。さうなってくれるとうれしい。(大正8年白秋小唄集覚え書より) 

 

 この「城ヶ島」は地層観察の名所です。

 白っぽい地層(泥岩デイガン)と黒っぽい地層(スコリア砂礫岩サレキガン)が交互に重なっている。しかもデコボコの地層なのだ。地殻変動によって「褶曲(シュウキョク)」したのである。

お勧め:三浦市「地層観察ガイド」(http://www.city.miura.kanagawa.jp/kyouiku/documents/03_chiso_p_156-p_195.pdf)を手に観察すると面白い。

 この日は「お腹がすいた〜」という娘の声で、あまり歩かなかったが、もう少し歩けば「馬の背洞門」や「灯台」もいい。

もちろん釣り場もあり、釣りをしている人たちもいたが・・・

 曇り空が残念だったが、鳥たちの飛ぶ様子を捉えることができた(写真一枚目)。

 ではシャローム!

 

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