「牧者職と灯台守」(3)

*「牧者」とは何者なのだろうか。。。

 現代では自動化に伴い、「灯台」に「灯台守」は常駐しなくなった。

 様々な理由で牧師館をもてない教会もたくさんある。

 牧師舘があっても牧者不足で常駐牧者のいない教会も増えている。

 

 それとは別の理由で、牧者の居住空間を教会堂(施設)と離す教会もある。

牧者「家族」の匂いを持ち込まない・・・プライバシー問題・・・IT時代、SNS時代・・・

様々な表現が交錯する現代で、もはや「教会堂-牧師舘」に常駐する牧者は必要無くなったのだろうか。 

 

 だが、「巡回者」となった私の意識の中には、あの歌の「灯台守」が「牧者像」として潜在している。いや今頃、「妻と二人で・・・灯をかざす」、「共に過ごした幾歳月の よろこび 悲しみ 目に浮かぶ」を実感していると言うべきか。

 1. 俺ら岬の灯台守は
 妻と二人で 沖行く船の
 無事を祈って 灯をかざす 灯をかざす

4. 星を数えて 波の音きいて
 共に過ごした 幾歳月の
 よろこび 悲しみ 目に浮かぶ 目に浮かぶ

 

「牧者」とは何者なのか。。。いつの時代も問われる。。。

「わたしは良い牧者です。良い牧者は羊たちのためにいのちを捨てます・・・」(ヨハネ10-11ff.)

 

 ではシャローム!

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