*今年の始め、静岡のある教会を訪ねて以来、時折想うことがある。
現在、その教会には常住の牧者はおらず、主日(日曜日)ごとに遠方から通って来られると言う。信者さんたちが声をそろえてその前年で嬉しかったことの一つに、奉仕神学生が夏の間一ヶ月間、牧師館に宿泊-常駐されたことをあげられた。
いつも消えていた明かりがその一ヶ月間灯っていたことが嬉しくて涙がこぼれた、と話してくださる方もいた。
その話を想い出すと、昔聞いた「♪俺ら岬の灯台守は・・・」という歌が、自然に口からこぼれる。映画『喜びも悲しみも幾年月』(木下恵介監督 ,1957年)の主題歌だった。まだ小学1年生位だった私がそのストーリーを知っているはずはないのだが、その後TVで幾度もその主題歌を聞く度に流れた映像の一部分をわずかに覚えている。「灯台守」の夫婦の物語だった。
今、その主題歌の歌詞を調べてみた。
「喜びも悲しみも幾歳月」作詞・作曲:木下忠司
1. 俺ら岬の灯台守は
妻と二人で 沖行く船の
無事を祈って 灯をかざす 灯をかざす
4. 星を数えて 波の音きいて
共に過ごした 幾歳月の
よろこび 悲しみ 目に浮かぶ 目に浮かぶ
今は「灯台守」という職種は無くなった。「灯台」が自動化され、無人化されたからだという。
では「牧者職」は・・・
今日はこの辺で、シャローム!
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