お庭番(1)

最近の私が何をしているか・・・すっかり馴染んできた居候をしている妻の実家の「お庭番」をしています。

 

今日は一日天気がよく、朝から夕まで植木類の剪定(ムクゲを何本か挿し木にしてみましたが果たしてどうなるでしょう)、花々の植え替え、敷石の追加などの作業をしました(草ゴミ搬出が月曜日と金曜日なのでそれに合わせます)。
今までは趣味と考えていたこの類いの作業が自前シルバーさんになっています。そう、「お庭番」です。

 

少年時代、「隠密剣士」という時代劇があり、そこに「お庭番」がでていました。劇では忍者の類いでかっこ良かったですが、今で言えば、さしずめ「監察官」といったところでしょうかね。

私は忍者ではなく不格好な単なる「お庭の番人」ですが。

 

庭を見てみると結構、花が咲いているものですね。写真はその一部で、あと7種は咲いています。

「野の花を見なさい・・・」という主の御声がここでは聴こえてきます。

備考;
Wikipediaには、「御庭番(おにわばん)は、江戸時代の第8代将軍・徳川吉宗が設けた幕府の役職。将軍から直接の命令を受けて秘密裡に諜報活動を行った隠密をさした。」とあります。
その職務が興味深いので引き続きWikipediaを引用しておきますね。
「御庭番は、江戸幕府の職制では大奥に属する男性の職員・広敷役人のひとつで、若年寄の支配だった。彼らは江戸城本丸に位置する庭に設けられた御庭番所に詰め、奥向きの警備を表向きの職務としていた。・・・
御庭番は、庭の番の名目で御殿に近づくことができたので、報告にあたっては御目見以下の御家人身分であっても将軍に直接目通りすることもあり、身分は低くても将軍自身の意思を受けて行動する特殊な立場にあった。御庭番はその特殊な任務のために、功績を挙げて出世する機会に恵まれ、中には幕末に初代新潟奉行・長崎奉行を歴任した川村修就、勘定奉行・外国奉行を歴任し、日米修好通商条約批准のため使節副使としてアメリカに渡った村垣範正のような人物もいる。」

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「世の光&ライフ・ライン動画専用」 https://www.youtube.com/watch?v=FjpnRQX1FQI